今和泉小学校は、延享（えんきょう）元年（1744年）島津忠郷（しまづたださと）が、今和泉の殿様になって以来、代々、今和泉島津家の居城の跡です。この小学校の東側の海岸沿いには、古い松の木がたくさんはえていて、隼人松原とよばれています。錦江湾の向こうに大隅半島の山々や桜島を見ることができ、近くでは岩本の漁港や観音崎の岩肌を手にとるように見ることができるその眺めは、昔から指宿八景のひとつに数えられています。どんなに暑い夏の日でも、ここにたたずむと松の陰の涼風が暑さを忘れさせてくれます。

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今和泉小学校の目の前には海が広がっています。昔は海水浴場があり、そうめん流しもあったそうです。潮の流れが変わり、今では砂浜がせまくなり、魚がとれる場所も変わりました。昔の海の写真を見ると今とぜんぜん変わっていました。昔と比べて今の海はぜんぜんせまいです。大きな松の木のかげは、とてもすずしいです。

今和泉小学校6年