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気軽に語りかけてください!病気のときも子育ても応援します

病気を見つける勘を養いましょう!

子どもは、生後6ヵ月ぐらいまでは、母親から免疫をもらっているため基本的には、病気にかかりにくいものです。その後、突発性発疹症、水ぼうそう、おたふくかぜ、手足口病、プール熱など様々な感染症にかかります。周りの大人が、子どもの体調の変化を見落とさないこと、つまり、いつもと違った行動や顔色、食欲、目つきなどを察知して、病気を見つける勘を養うことが大切です。そのような時は、自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしましょう。
指宿医師会では、子どもたちはもちろん、住民の方々が安心、安全で健康な生活を送れるよう、日曜・休日だけでなく、平日の夜間も急病の方のために、当番医制を実施し、対応しています。
病気を見つける勘を養いましょう!

病予防接種を受けましょう!

予防接種には法定の定期接種と希望で受ける任意接種の2種類があります。定期予防接種にはBCGや3種混合(ジフテリヤ・百日せき・破傷風)、2種混合(ジフテリヤ・破傷風)、MR(麻しん・風しん混合)日本脳炎があり、定期予防接種は指宿市から全額が補助され、無料で受けることができます。
任意接種には、ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンなどがあります。ヒブワクチンは、インフルエンザ菌b型(Hib)による乳幼児の髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症を防ぐワクチンで、世界的に広く使われており、日本でも平成20年12月から接種できるようになりました。また、小児用肺炎球菌ワクチン(7価肺炎球菌結合型)は、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するようにつくられたワクチンで、平成22年2月から接種できるようになりました。現在のところ、これらの予防接種は、任意(希望)による接種ですが、指宿市では平成23年度から公的な助成が始まります。指宿医師会では、これらの予防接種の定期化を要望し、積極的に協力してまいります。
子どもは病気にかかりやすく、かかると重くなることがありますが、予防接種で予防できる病気もあります。予防接種の種類、時期(年齢)、回数等、わからないことがありましたら、かかりつけ医に相談し、ぜひ予防接種を受けるようにしましょう。

「三間」を見つけましょう!

手足を動かし運動することは、身体や心が健全に成長するためにとても大切なことです。子どもには、ケガなどを恐れず、外に出て遊び、どんどん運動をさせてほしいと思います。
昔は外に出さえすれば、一緒に遊べる友達はいくらでもいました。遊ぶ場所も時間もふんだんにありました。時間を忘れて走り回り、真っ黒になって家に帰ったものでした。ところが、現在「三間」がないといわれています。つまり遊ぶ時間、空間、仲間がないということです。
先日、鹿児島市の子育て支援センター「りぼんかん」を見学に行ってきました。建物の中には、託児所や工作室、砂場やプールまであり、広い遊び場には年齢に応じた様々な遊具や玩具、絵本が置かれていました。子ども同士で遊び、見守る付き添いのお母さんたちも、お互いの会話を楽しみ、老年の方々も子どもたちの遊ぶ姿を笑顔で見守っている姿が、特に印象に残りました。多い日で、1日800人の方々が利用していると聞きました。
子どもだけでなく、すべての世代で「三間」がなく、孤独な生活を送っている人は多いのではないでしょうか。指宿市にもいろいろな世代の人が集い、心身の健康を図れるような総合的な施設ができれば、皆がもっと心豊かな生活を送れるかも知れません。

気軽に声をかけてください!

指宿医師会も「三間」を見つける一助として、今年度から、患者さんや住民の方々と、もっと気軽に対話する機会をと、様々な事業に協力・参加しています。地域にとけこんで、仲間づくりのための手助けをさせて頂ければと思っています。
子育て支援についても、今まで以上に予防接種や乳幼児健診など指宿市の様々な事業に協力していきたいと思っています。
医師会として子どもたちの為、また保護者(ご家族)のために、どんな支援・応援ができるのか模索しています。率直なご意見・ご要望をお聞かせください。

気軽に声をかけてください。語り合うことで、子育てや子どもの健康についての悩みが、解決できればいいですね!

【病児保育】で支援します

病児保育とは、指宿市からの委託により、病気で保育所や学校等に行けず、かつ、保護者が勤務等の都合により家庭で看護することができない児童を一時的に預かる事業です。

  • 実施施設:指宿医療センター(指宿市十二町4145 TEL0993-22-2231)
  • 利用方法:あらかじめ指宿市への登録が必要です。 詳しくはこちらをご覧ください。