指宿市

指宿市民会館整備基本設計業務公募型プロポーザル審査講評の掲載について

更新日 2018年10月19日

指宿市民会館整備基本設計業務公募型プロポーザル審査講評

1 基本設計者の選定

最優秀者 安井・肥後設計共同企業体
代表構成員 株式会社 安井建築設計事務所
構 成 員 株式会社 肥後設計

優 秀 者 佐々木設計事務所・いそいそ計画・寺戸巽海構造計画工房設計共同企業体
代表構成員 株式会社 佐々木設計事務所
構 成 員 いそいそ計画
寺戸巽海構造計画工房

2 選定経過

(1)選定方法

公募型プロポーザル方式を採用し,一次審査及び二次審査の二段階審査方式で選定を行った。
専門的かつ公正な審査を行うため,学識経験者及び行政関係者により構成する「指宿市民会館整備基本設計・実施設計業務に係る公募型プロポーザル審査委員会(以下「審査委員会」という。)」を設置し,審査委員会による評価により基本設計者を選定した。
なお,選定は公正かつ厳正な審査とするため,審査委員には参加者名を公開せず,各者に番号を付与して選定を行い,最優秀者及び優秀者の選定後に参加者名を公開した。

(2)応募状況

参加表明書提出は3者であったが,1者が参加条件を満たしておらず失格となり,技術提案書等の提出は2者であった。

(3)審査及び講評

指宿市民会館整備基本設計業務委託に係る公募型プロポーザルの提案は2者からであったが,いずれも事業内容をよく理解した上での質の高い提案内容となっており,これらの参加者のご尽力に心よりの謝意と敬意を表し,御礼申し上げるものである。
新たに指宿市民会館を建設するにあたり「有効活用が強く望まれるふれあいプラザなのはな館(以下「なのはな館」という。)と一体的・複合的に活用することで,指宿市の文化・芸術の向上,新たな文化の創造,地域経済の向上に資する芸術文化の拠点を創出することを目的」としている。
なお,本プロポーザルは,募集要項等にある設計条件に合わせて適切な設計を行うことのできる設計者を選定することで,設計案を選定するものではない。提案された設計案を通じて,「施設整備に最も相応しい設計者を選定する」ことが目的となっている。そのため,今回の技術提案書で提案された考え方を踏まえ,今後,基本設計を進めていくものである。

○一次審査

審査委員会では,提出のあった「取組姿勢表明書」について審査委員が,提案内容,特に「主なテーマ」,1『設計に対する基本的な考え方』,2『設計業務の実施方針』,3『企画業務の実施体制と実施方針』について内容を精査・評価を行い,資格点と合わせた集計の結果,2者を二次審査への参加者に選定した。

○二次審査

二次審査では提出のあった技術提案書及びプレゼンテーション20分,ヒアリング・質疑応答35分により,「主なテーマ」,1『施設計画11項目』,2『土地利用計画3項目』,3『環境計画3項目』,4『防災計画3項目』,5『その他の提案』の計21項目の内容について評価を行い,一次審査の評価と価格提案の評価を加え最優秀提案者及び優秀提案者を選定した。

○講評

【最優秀:整理番号1】

提案内容は,指宿のシンボル施設のキーワードをシンプル,スマート,コンパクトとしたプレゼンテーションで,舞台袖の技術的提案や主要な機能の集約,創作テラスやホワイエの配置,ホールで催しがない時の活用方法など各施設をつなぎ総合活用する賑わいのフィールドを創出する計画提案がなされ,高く評価された。

【優秀:整理番号2】

提案内容は,市民会館を「健幸」を奏でる市民のホールカルチャーリビングとして,カルチャーリビングの配置など施設が,開放性と回遊性でつながる計画提案が行われた。一方,本市の整備目的である「なのはな館と一体となった・複合的に活用できる市民会館の建設」という点で,市民会館の配置位置などから優秀案となった。

平成30年10月

指宿市民会館整備基本設計業務委託に係る公募型プロポーザル審査委員会
審査委員長 佐 藤 寛

お問い合わせ先

指宿市教育委員会 社会教育課管理係 電話0993-23-1023

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