指宿市

豆類の霜害対策について

更新日 2020年04月09日

本市の豆類は,主に露地で栽培されていますが,近年,降霜等による被害が発生しており,生産が不安定となっています。

ソラマメ霜害被害莢スナップエンドウの霜害の様子

このことから,不織布を水平張りすることでほ場内の気温の低下を抑え,霜の被害を抑制する実証実験を行い,効果が確認されていますので,結果についてご紹介します。

《資材》

・不織布( F 20g,30g) ※厚み: F 20g < F 30g

・園芸ピンチ

・園芸ロープ

(最低気温が-2°Cを下回る場合は,水平張りと練炭の燃焼を組み合わせることで,霜害を防ぐことができます。)

《試験結果》

●指宿地区

○調査結果

調査区 調査莢数 被害莢数 被害率(%)
無被覆 497 241 48.5
不織布 ( F 20g) 453 8 1.8
不織布 ( F 30g) 464 4 0.9

○試験区における気温の変化

試験区における気温変化のグラフ

●山川地区

○調査結果

調査区 調査莢数 被害莢数 被害率(%)
無被覆 164 76 46.3
不織布 ( F 20g) 141 7 5.0
不織布 ( F 30g) 164 5 3.0

○試験における気温の変化

試験における気温の変化

※山川の試験ほ場は,水平張りに加え練炭も炊いています。

〈南薩地域振興局農政普及課指宿市十二町駐在 提供〉

《水平張り展開図》

水平張りの様子

お問い合わせ先

農政部 農産技術課 園芸振興係 電話0993-22-2111(内線713)

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