背景色変更
ページ読み上げ

1.指宿市立小中学校の現状

更新日 2019年04月12日

小学校と児童のイラスト

(1)指宿市の児童生徒数の推移

指宿市の小学校の児童数は、昭和36年の10,181人をピークに、中学校の生徒数は、昭和37年の5,493人をピークに減少が続き、平成28年5月1日現在では、小学校の児童数が2,049人、中学校の生徒数が1,063人と、ピーク時に比べ、児童数が約20.1%、生徒数が約19.4%となっています。

児童・生徒数及び学級数の推移グラフ

(2)学校ごとの児童生徒数の推移と将来予測

教育委員会では、これまでの学校ごとの児童生徒数推移と平成33年度の児童生徒数の予測を算出しています。平成33年度の予測は、住民基本台帳を基に算出したものであり、将来の児童生徒数を保証するものではありません。

S61

H3

H8

H13

H18

H23

H28

H33

指宿小

476

480

433

403

311

282

279

269

魚見小

233

221

175

131

116

113

107

106

柳田小

744

675

570

411

402

391

389

397

丹波小

1,110

945

745

617

569

600

525

588

今和泉小

329

308

228

151

97

111

82

78

池田小

151

145

86

89

77

52

42

41

山川小

306

237

168

137

90

84

69

60

大成小

580

498

422

310

257

244

255

235

徳光小

157

123

103

84

65

61

65

49

利永小

144

127

79

62

36

20

19

18

開聞小

519

491

384

308

237

216

165

127

川尻小

184

177

175

97

92

71

52

45

小学校計

4,933

4,427

3,568

2,800

2,349

2,245

2,049

2,013

北指宿中

492

487

525

455

351

283

309

305

南指宿中

777

623

565

440

385

337

342

364

西指宿中

247

224

218

148

121

85

80

64

山川中

656

572

471

358

261

231

199

208

開聞中

331

368

313

274

188

153

133

111

中学校計

2,503

2,274

2,092

1,675

1,306

1,089

1,063

1,052

合 計

7,436

7,436

6,701

5,660

4,475

3,655

3,334

3,112

(3)学校規模

学校規模は、学校教育法施行規則において、「小学校の学級数は、12学級以上18学級以下を標準とする。ただし、地域の実態その他により特別な事情のあるときは、この限りでない。(中学校は小学校の規定を準用)」と定められており、この基準に当てはめた場合、本市の各学校の学校規模は、次のとおりとなります。

分 類

規 模

該当する学校(H28.5.1現在)

過小規模校

複式学級がある学校

池田小・山川小・利永小

小規模校

11学級以下の学校

(複式学級がある学校を除く)

魚見小・今和泉小・大成小・徳光小・開聞小・川尻小・北指宿中・南指宿中・西指宿中・山川中・開聞中

適正規模校

12~18学級の学校

指宿小・柳田小・丹波小

大規模校

19~30学級の学校

過大規模校

31学級以上の学校

(4)学校規模ごとのメリット

【小規模・過小規模校】

○ 児童生徒、教師、保護者を含めて、お互いによく知り合え、一体感ができやすい。

○ 複式学級では、異年齢の児童生徒が一緒に活動することが多く、下学年、上学年として、それぞれの自覚や自立の態度が育ちやすい。

○ 学校が一体となって活動しやすい。

○ 施設・設備の利用時間等の調整が行いやすい。

【適正規模校】

○ 多くの友達との学習活動や生活が体験でき、豊かな社会性や協調性などの育成が期待できる。

○ グループ学習、習熟の程度に応じた学習など、多様な学習形態が構成でき、学習効果が期待できる。

○ 学習活動において、お互いに切磋琢磨する学習環境が構成できる。

○ 適切な教職員配置によって、児童生徒のニーズに応じた部活動が可能になるなど、多様な教育活動が展開できる。

(5)学校規模ごとのデメリット

【小規模・過小規模校】

○ 児童生徒間の人間関係が固定化し、社会性、協調性等が育成されにくい。

○ 学級数で教員配置基準が定められるため、各教科構成等の適正化が図りにくい。

【適正規模校】

○ 発表会などの学習活動や一人ひとりの表現活動等の時間の確保が出来にくい。

○ 集団が大きいので、ややもすると、一人ひとりの児童生徒の主体的な活躍の場や機会が少なくなる。

お問い合わせ先

指宿市教育委員会 学校整備室
望ましい学校づくり推進係
電話0993-22-2111(内線413)