ゼロカーボンシティってなに?
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを表明した自治体のことです。指宿市は、令和3年4月9日に環境省から『ゼロカーボンシティ』の指定を受けました。 全国の地方自治体の中で360番目の指定であり、鹿児島県内では鹿児島市、知名町、鹿児島県に次いで4番目の指定でした。
(2023年9月29日時点) 全国の991自治体(うち、鹿児島県内28自治体(県含む))が表明しています。 |
ゼロカーボンシティ指定書 (環境大臣より) |
なぜ地球温暖化防止に取り組むの?
◇地球温暖化が進むとどうなるの?
気温が上がることで,北極や南極の氷が解けて世界中の海面が上がったり,気候変動のきっかけとなって集中豪雨などが起きたり,生き物の住める地域が変わったりと,私たちの暮らしに大きな影響を与えることになります。
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◇地球温暖化が進んだ場合の2100年の日本はどうなるの?
最高気温が30°C以上の真夏日が増えて,日本全体が亜熱帯と呼ばれる暖かい地域に変わってしまいます。デング熱などの伝染病ウイルスを持った蚊が異常に増えたり,ゲリラ豪雨の発生が増えて街の機能がまひしてしまうおそれがあります。また,海面が上がることで砂浜の面積が小さくなり,ウミガメなどの生き物が住めなくなってしまいます。
◇そうならないために!
地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスを減らし,地球全体で気温の上昇を抑えるために,2050年までにカーボンニュートラルを実現することが必要です!
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◇カーボンニュートラルとは?
地球温暖化を防止するために,二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの排出量を削減するとともに,森林などによる温室効果ガスの吸収量を増やして,排出量を実質ゼロにすることです。 ※カーボン ...二酸化炭素やメタンに含まれる「炭素」のこと
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指宿市で行われている取り組み
◇いぶすき菜の花マラソン大会
いぶすき菜の花マラソン大会では「かごしまエコファンド制度(カーボンオフセット)」が導入されています。これは,いぶすき菜の花マラソン大会の開催によって発生する二酸化炭素の量に対して,他の地域で行われている植林や間伐事業による二酸化炭素吸収量の増加を合わせることで,二酸化炭素の発生量を差し引きゼロと見なすことです。
わたしたちにできること
◇ゼロカーボンアクション30
環境省が,衣食住・移動・買い物などの日々の暮らしの中で取り組むことができる行動を示したものです。
ゼロカーボンアクション30 |
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活用できる補助事業等の情報はこちら!(令和6年3月12日更新)
※補助事業についてのお問い合わせは、それぞれの事業を行っている団体へお願いいたします。
セミナー・ワークショップ等の案内
関連サイト
■指宿市とオクラとIPM栽培(指宿市農政課)
■地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省)
ナノハナヨ「ゼロカーボンシティいぶすき」を支え、指宿を愛する菜の花の妖精
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