(目的)

第1条　この告示は，指宿市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成26年指宿市条例第29号。以下「条例」という。)に基づき，労働等(疾病，介護，看護，障害等を含む。)により昼間家庭に保護者のいない，小学校(特別支援学校の小学部を含む。)に就学している児童(以下「放課後児童」という。)の育成及び指導に資するため，適切な遊び及び生活の場を与え，健全な育成活動を行う地域組織として児童クラブ(以下「クラブ」という。)を設置する指宿市放課後児童健全育成事業(以下「事業」という。)を実施することにより，児童の健全育成の向上を図ることを目的とする。

(実施主体)

第2条　この事業の実施主体は，指宿市とする。ただし，市長は，この事業を実施するため，適当と認める者等に委託することができる。

(対象)

第3条　この事業の対象となるクラブは，児童福祉施設等の施設を利用して，放課後児童の健康管理，安全の確保及び情緒の安定を保持しながら，自発的及び積極的活動(遊び)への意欲と態度を形成し，規則正しい生活習慣の会得，仲間づくりなどの自主性，社会性及び創造性を向上させ，更に体力の増進を図ること等を目的とした活動を行うために組織されたもので，市長が承認したものとする。

(クラブの要件)

第4条　クラブの組織要件は，次に掲げる事項とする。

(事業開始の届出及び承認申請)

第5条　本事業を行おうとする者(以下「申請者」という。)が，この告示に定めるクラブとして承認を受けたいときは，放課後児童健全育成事業開始届(第1号様式)に，職員名簿(第2号様式)，事業者の役員名簿(第3号様式)，児童クラブ承認申請書(第4号様式)その他必要な書類を添えて，市長に届け出なければならない。

(承認通知)

第6条　市長は，前条の規定による申請があった場合，この告示に定めるクラブとして適当であると認めるときは，児童クラブ承認通知書(第5号様式)により申請者に通知するものとする。

(管理運営)

第7条　前条の規定による承認通知書を受けた者(以下「事業者」という。)は，クラブの管理運営を適正かつ合理的に行うために，クラブの管理運営規程を定め，責任をもってクラブの管理運営に当たるものとする。

(報告等)

第8条　事業者は，毎月1回クラブの児童数，活動状況等を児童クラブ活動状況報告書(第6号様式)により市長に報告しなければならない。

(事業変更の届出)

第9条　事業者は，第5条の届出の内容に変更が生じたときは，変更の日から1月以内に，放課後児童健全育成事業変更届(第7号様式)に必要な書類を添えて，その旨を市長に届け出なければならない。ただし，市長が軽微な変更と認める場合は，この限りでない。

(事業廃止又は休止の届出)

第10条　事業者は，第5条の届出に係る事業を廃止又は休止しようとするときは，あらかじめ，放課後児童健全育成事業廃止(休止)届(第8号様式)によりその旨を市長に届け出なければならない。

(その他)

第11条　この告示の施行に関し必要な事項は，市長が別に定める。