(目的)

第1条　この告示は，障害者等を一時的に預かり，障害者等に日中活動の場を確保する指宿市日中一時支援事業(以下「事業」という。)を実施することにより，障害者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的に介護している家族の一時的な負担の軽減を図ることを目的とする。

(実施主体)

第2条　この事業の実施主体は，指宿市とする。

(事業の内容)

第3条　この事業の内容は，障害者等に活動の場を提供し，見守り，社会に適応するための日常的な訓練等の支援を行うものとする。

(対象者)

第4条　この事業の対象者は，次の各号のいずれかに該当する者であって，本市に住所を有するものとする。

(利用の申請)

第5条　事業を利用しようとする者(その者を現に扶養している者を含む。以下「申請者」という。)は，日中一時支援事業利用申請書(第1号様式)を市長に提出するものとする。

(利用の承認決定等)

第6条　市長は，前条の規定により申請書の提出があったときは，速やかに内容を審査し，利用の可否を決定したときは，日中一時支援事業利用決定(却下)通知書(第2号様式)により申請者に通知するものとする。

(有効期間及び更新申請)

第7条　事業の利用決定の有効期間は，利用の決定を受けた日から最初に到達する9月30日までとする。

(利用の変更及び廃止)

第8条　利用者は，次の各号のいずれかに該当するときは，日中一時支援事業利用変更(廃止)届書(第3号様式)により，速やかに市長に届け出なければならない。

(利用の取消し)

第9条　市長は，利用者が次の各号のいずれかに該当するときは，事業の利用決定を取り消すことができる。

(利用の方法)

第10条　利用者が，この事業を利用しようとするときは，第6条に規定する通知書を市又は市が委託した事業者(以下「事業者」という。)に提示し，利用者が直接事業者に依頼するものとする。

(利用料)

第11条　利用者は，利用料として次に掲げる事業の利用に要する費用の1割の金額を事業者に支払うものとする。

(利用料の免除又は減額)

第12条　市長は，利用者及びその属する世帯の状況により，次のとおり前条に規定する利用料を免除又は減額することができる。

(委託料)

第13条　市長は，第2条第2項の規定により事業を委託した場合の委託料については，第11条に規定する事業の利用に要する費用から利用料(前条の規定により利用料の免除又は減額を受けた場合にあっては実際に支払った利用料)を差し引いた金額を事業者に支払うものとする。

(遵守事項)

第14条　事業者は，受け入れることが可能な障害種別及び年齢層について，利用者に対して事前に説明しなければならない。

(その他)

第15条　この告示に定めるもののほか，事業の実施に関し必要な事項は，市長が別に定める。