サツマイモ基腐病の被害軽減に向けた育苗管理と排水対策等について
更新日 2024年04月22日近年サツマイモ基腐病を起因とする立ち枯れや塊根の腐敗症状が発生しております。
2月以降は次期年産に向けて育苗やほ場の準備が始まっている時期となり、基腐病のまん延を防止するため下記のとおりの対策をお願いいたします。
(1)健全苗の確保に向けた育苗管理
○育苗床の温度管理
苗床が高温にならないよう留意し、必要に応じて透明マルチやトンネル被覆の除去、育苗ハウス入口の解放等も行
う。
○異常株の早期抜き取りの徹底
育苗期間中は、苗床を定期的に巡回し、葉の変色や株基部の茎が黒変している場合は、株ごと抜き取り、育苗床か
ら持ち出す。
(2)ほ場での二次伝染防止に向けた排水対策
○排水路や排水口に堆積した土砂等を取り除く。
○額縁明きょを設置する。
○明きょと排水路を確実に接続する。
○排水口に枕畝を作らない。
(3)早植え・早堀りに取り組む際の注意点
○早堀りに取り組む際は、収穫量を確保するため、早植えに取り組む。
○早植えは、季節風や低温によって生育が遅延する場合があることから、定食直後に「貼付マルチ」を設置する等
の対策を行う。
下記資料も参考にしてください。
お問い合わせ先
指宿市 農政部 農政課 園芸振興係(いぶすき農業支援センター内)
22-2111(内線713)