二反田川石積堤防
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殿様湯跡前の二反田川の川岸には,天保14年(1843)に造られた石積みの堤防が残っている。当時は,二反田川の河口から約3kmにわたって7段の石積みが続いていた。試算でも約6万個の石が必要になる大工事だ。島津の殿様は,屋形舟で殿様湯に湯治に来ていたといわれ,水量の少ない二反田川に舟が入ると地元の人々が両岸から舟を引っ張って殿様湯まで運んだという。
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殿様湯跡前の二反田川の川岸には,天保14年(1843)に造られた石積みの堤防が残っている。当時は,二反田川の河口から約3kmにわたって7段の石積みが続いていた。試算でも約6万個の石が必要になる大工事だ。島津の殿様は,屋形舟で殿様湯に湯治に来ていたといわれ,水量の少ない二反田川に舟が入ると地元の人々が両岸から舟を引っ張って殿様湯まで運んだという。