知林ヶ島
- 自然
- 火山銀座探検隊
- 知林ヶ島
知林ヶ島は,干潮時に“砂の架け橋”で対岸とつながる“絆の島”として知られている。島は,東シナ海から鹿児島湾に入って来る温暖な黒潮の流れと,鹿児島湾から東シナ海へ向かうやや冷たい流れのちょうど境目にある。海流がぶつかり合うことで,境目に砂が積もり海底に“道”ができるのだ。ところで,知林ヶ島が初めて古文書に登場するのは鎌倉時代,“ちちりのしま”と記されている。“ちちり”とは松ぼっくりの古語。ちちりが沢山ある島ということから,こう呼ばれたとも伝えられる。

より大きな地図で エリアを散策:知林ヶ島エリア~砂の道がつなぐ絆~ を表示