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薩摩つげ櫛

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「櫛になりたや薩摩の櫛に諸国娘の手に渡ろ」県の伝統工芸品にも指定されている薩摩つげ櫛は,江戸時代,全国的にその名を知られていたという。江戸中期,宝暦治水と呼ばれる木曽川・長良川・揖斐川の治水工事に従事した薩摩藩は,膨大な費用負担を強いられた。その際,薩摩の武士たちが内職として櫛作りを行ったのが始まりらしい。指宿には古くから女子が誕生したらつげの木を植え,結婚する時に花嫁道具の一つとして「つげ櫛」を作って持たせる風習がある。