胃がん・腹部超音波検診
更新日 2024年10月25日胃がん検診
胃がんは,胃壁の内側からはじまります。粘膜を形づくっている細胞が何らかの原因でがん細胞に変わり増殖します。
早期のがんは,特に症状もなく静かに進行します。早期胃がんのうちに発見し,手術をすればほぼ治ります。
腹部超音波検診
上腹部の臓器(肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓)を対象に超音波検診を行い,胆石や慢性肝炎など,いろいろな病気の早期発見に役立っています。特にがんを早期に発見し,肝臓・胆嚢がんなどによる死亡者の減少を第一目的として実施しています。
対象年齢
40歳以上(令和7年3月31日現在)
検診料(自己負担額)
○胃がん検診 ・・・1,300円
○腹部超音波検診・・・3,900円
胃がん検診については、次に該当する方は無料です。
・生活保護を受けている方
・市民税非課税世帯の方
・70歳以上の方
・後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方
※ 腹部超音波検診は、受診者全員が有料です。
検査内容
胃がん検診 | ・問診 ・バリウムを飲んでの胃部X線間接撮影(胃透視)8枚 |
腹部超音波検診 | ・問診 ・腹部を中心とした超音波画像診断 |
検診日
<胃がん検診・腹部超音波検診>
注意事項(事前に必ずお読みください。)
<胃がん検診を受ける前にご確認ください>
バリウムによる胃がん検診を希望されても,体質や過去の病気によっては,アレルギーによる重篤な症状が出たり,バリウムが腸内で固まって腸閉塞を起こしてしまうなど,検診を受けることで不利益を被る場合があります。安全に検診を受けるために,次の項目を確認のうえ受診をお願いします。
〇バリウムでの胃がん検診を受診できない方(※以前受診できた場合でも受けられない場合があります。) ★過去に胃がん検診で発熱など具合の悪くなった方,発疹,息苦しさ等のアレルギー症状が出たことがある方 ★妊娠中または妊娠している可能性のある方 ★慢性呼吸器疾患で,常時酸素吸入をしている方 ★検査台の上で1人では立てない,体位変換ができない,握り棒を持って身体を支えることができない方 ★開腹手術または腹腔鏡下手術で胃を切除された方 ★現在,胃がん・食道がんで通院中である方 ★腸閉塞や腸ねん転になって治療を受けたことがある方(幼児期の腸閉塞既往は除く) ★1か月以内に大腸ポリープの内視鏡治療をしたことがある方 ★1年以内に食道・胃・小腸(十二指腸を含む)・大腸・胆のう・肝臓・膵臓・婦人科等の手術をされた方 ★心臓病や腎臓病などで水分制限を受けている方(検査後に十分な水分摂取が必要なため) ★炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎,クローン病)で治療中の方(寛解し無症状なら可) ★インスリンポンプ・持続グルコース測定器を使用している方で,受診時にご自身で装置の取り外しや取り付けができない方
<胃がん・腹部超音波検診を受ける際の注意事項>
〇検診前日について
・検査前日の夜は,出来るだけ就寝3時間前までに食事をおすませください。
・水,お茶は就寝まで飲んでも差し支えありません。飲酒は避けてください。
〇検診当日について
・朝食,たばこ,お茶,コーヒー,牛乳,アメ,ガムなど一切取らないでください。
・検査開始1時間前まではコップ1杯程度(200ml以内)の水(白湯)なら飲んでも差し支えありません。
○検査当日の内服について
当日の使用 | 薬の種類 | 方 法 |
× | 糖尿病治療薬(血糖降下剤・インスリン) | 絶対に服用しないで来てください。 ※低血糖発作の危険があります。 |
○ | 心臓病・高血圧治療薬 | 検査開始1時間前までにコップ1杯程度(200ml以内)の水または白湯で服用して来てください。 |
※薬の服用等について不安のある方は,あらかじめ,かかりつけ医にお問い合わせください。
○検査当日の服装について
<胃がん検診>
・ボタン,ファスナー,金具のないもの,ウエストがゴムのものなどを着用しておいでください。
・アクセサリー類や時計は外してください。撮影の妨げになるうえ,破損,紛失の恐れがあります。
<腹部超音波検診>
・上半身裸になって検査するため,必要な方はバスタオルをご持参ください。
・アクセサリー,時計,メガネはつけたままでかまいません。
お問い合わせ先
健康増進課 地域保健係(指宿保健センター内) 電話0993-22-2111(内線629)
山川支所 市民福祉課 健康福祉係 電話0993-34-1113(直通)
開聞支所 市民福祉課 健康福祉係 電話0993-32-3111(内線121)