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山川_神話紙芝居_鰻池の大うなぎ

更新日 2020年04月16日

鰻池の大うなぎ

昔、鰻池の水を流し出してしまえば立派な水田ができるのではないかと、池の一方の低いところを切り開く工事を始めた。ところが、池の底から大うなぎ が姿を現し、切り開いたところに横たわり、水の流れ出るのをふさいでしまった。そこで大うなぎの片身を切り裂いたところ、大うなぎは片身のまま池の底に逃 げ、そのまま生き統けた。 以来、この池は鰻池と呼ばれ、村人たちはここのうなぎを捕ることを禁じてきたという。