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指宿市学校版環境ISOの取り組みについて

更新日 2024年05月17日

1 趣旨

本市は、環境に優しいまちづくりに取り組んでいます。
各学校において、環境に優しい学校づくりに努め、省エネルギーや分別収集、使用する紙の削減を図るなど児童生徒に対して環境保全、保護意識の向上を図るとともに具体的な行動実践を進めてまいりました。また、校内組織の整備、具体的な行動目標の設定、評価の実施等に積極的に取り組み、学校版環境ISOの推進に努めています。

2 学校における具体的な取り組み

各学校においては、資源の有効活用や省エネルギー、環境保全など、環境に優しい学校づくりに関するISOスローガンの下、具体的な行動目標を宣言し、それを実践し、記録し、見直すことにより、次の行動に生かすよう工夫・改善を加えます。

(1) 児童(生徒)会および教職員の行動目標を宣言します。

資源の有効活用や、省エネルギー、リサイクル(リユース)など、環境に優しい学校づくりに関する行動目標を設定し、宣言します。

i)児童(生徒)会の目標(例)

  • 「使わない電気は消します」...省エネルギー
  • 「水を大切に使います」...省資源
  • 「ごみの出し方に気を付けます」...分別リサイクルの推進
  • 「給食を残さず食べます」...ごみの減量化

ii)教職員の目標(例)

  • 「紙の消費を抑え(両面コピー、裏面使用の推進)、再生紙を使用します」
  • 「ごみをできるだけ少なくし、出たごみはきちんと分別します」
  • 「自然の美しさや物の使い方、大切さを子どもに教え、共に学びます」
  • 「体験型の環境学習を実践します」

(2) 行動目標を実践するための組織を作ります。

児童・生徒の主体的な取り組みが推進されるよう児童会・生徒会組織の整備(点検)を行います。その際、全教職員の協力体制が得られるよう配慮します。

~活動推進組織~【例】

  • 環境管理総括者(校長)...環境方針の決定・見直し
  • 環境管理責任者(教頭)...計画立案・指導・活動推進
  • 環境リーダー(環境教育担当教員)...指導・評価・呼びかけ
  • 環境実行員(児童・生徒会)...活動内容の決定・実践・評価・反省
  • PTA・地域住民との連携...奉仕作業・バザー・環境に関する講話や体験活動

(3)1年間の行動計画を作成します。

学校毎に具体的な行動目標に基づく年間の行動計画を作成します。

(4)活動の点検・評価を行い、次回の活動に生かします。

点検カード等を作成し、定期的に自己点検を行い、目標の評価を行います。その際、可能な限り数値で評価できるようにし、記録します。

◎各学校の実施計画(令和6年度)

小学校 指宿小学校 魚見小学校 柳田小学校 丹波小学校 今和泉小学校 池田小学校
山川小学校 開聞小学校 川尻小学校
中学校 北指宿中学校 南指宿中学校 西指宿中学校 山川中学校 開聞中学校
高等学校 指宿商業高等学校

3 指宿市学校版環境ISOの果たす役割について

(1) 基本的役割

幼稚園から小学校、中学校、高等学校は、環境に対する関心や知識の習得、問題解決能力の育成、主体的に行動する実践態度の育成など、発達的段階に応じた環境学習を進める上で重要な役割を担っています。これまでもリサイクル活動、緑化運動、省エネルギーなどの取り組みを通して、段階的に環境教育がなされてきたところであり、引き続きこれらの取り組みを進めていくことが大切です。
また、さらに充実した環境学習を行っていくためには、指導者が環境学習の重要性を強く認識し、環境学習の実施にあたって必要な能力の向上に努めていくことが大切です。それと同時に、生涯を通じた学習の基礎となる環境学習が行われることが求められています。

(2) 学校における環境学習の取り組みの方向性

1. 総合的・体系的な学習を実施します。

各教科・総合的な学習の時間、特別活動を相互に関連付け、自ら学ぶ意欲や思考力、問題解決能力などの育成を基本に、総合的・体系的な環境学習の指導を展開します。

2. 体験的学習を充実します。

教室で学ぶ知識だけでなく、野外活動や農業体験などの自然体験を重視した学習や地域の特性を生かした学習を展開し、自然や地域を大切にする心を育てます。また、日常の学習活動や体験活動を環境教育の視点でとらえ、子どもたちが自分の生活と環境のかかわりを認識し、問題解決能力を育み、環境に配慮した行動が主体的にとれるようにします。

3. 子どもたちの自発的な取り組みを促進します。

環境を保全する意欲や態度を養い、習慣化し、行動できるよう、子どもたちの自発的な取り組みを尊重した指導の充実を図ります。

4. 家庭や地域社会と連携した学習体制を整備します。

学校と家庭・地域との連携を密にして、学校での取り組みと地域社会での環境保全活動とが相互に補完されるよう配慮します。また、地域の人材の協力を得ながら、子どもたちが環境について体験する場・学習する場を広げていきます。