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農業者年金

更新日 2022年07月15日

農業者年金は、国民年金に上乗せできる農業者のための公的年金制度です。

農業者年金の特徴(6つ)は次のとおりです。

(1)農業者なら広く加入できる

  • 年間60日以上農業に従事
  • 国民年金の第1号被保険者(保険料納付免除者は除きます。)
  • 20歳以上60歳未満の方(60歳以上65歳未満の国民年金任意加入者も加入できます。)

※加入・脱退は自由です。ただし、途中で脱退された場合、脱退一時金としては処理されず、支払った保険料を将来年金として受け取ることになります。

(2)積立方式・確定拠出型で少子高齢時代に強い

  • 加入者の積み立てた保険料とその運用益を合わせた額により、将来受け取る年金額が事後的に決まる積立方式・確定拠出型を採用しています。
  • 加入者・受給者数の増減に左右されない、安定した制度です。

(3)通常加入の場合、保険料の額は自由に決められる

  • 月額2万円から6万7千円まで千円単位で選択できます。

※35歳未満で認定農業者に該当しない等一定の要件を満たす方は、1万円からでも加入できます。

(4)終身年金。80歳前に亡くなられた場合は、死亡一時金を支給

  • 年金は生涯受給できます。
  • 仮に加入者・受給者が80歳前に亡くなられた場合には、80歳までに受け取るはずだった農業者老齢年金の額の現在価値に相当する額がご遺族に死亡一時金として支給されます。

(5)税制面での優遇措置が大きい

  • 支払った保険料は全額(最高80万4千円)が社会保険料控除の対象になり、所得税・住民税等の節税になります。

(6)政策支援加入なら、保険料の国庫補助がある

  • 一定の要件を満たした担い手は保険料の2割、3割、5割のいずれかの補助が受けられます。
  • 国庫補助を受ける場合の保険料は月額2万円に固定されます。

農業者年金の加入・脱退については、お気軽に農業委員会までご相談ください。

お問い合わせ先

農業委員会事務局 農地総務係 電話 0993-22-2111