さつまいもの病害(基腐病)対策について
更新日 2024年04月22日さつまいもの病害対策を徹底しましょう
近年,鹿児島県・宮崎県のさつまいも産地において,立枯症状や塊根の腐敗などの被害が発生しており,今後の被害拡大が懸念されております。
本市においても,一部ほ場において発生が確認されていることから,被害の拡大を抑えるため,下記の対策を徹底しましょう。
定期的な種いもの更新
・バイオ苗の導入や種いも生産専用ほ場を設置することで,病害にかかっていない健全な種いもに更新する。
苗消毒の徹底
・採苗後は速やかに苗消毒を行う。(消毒液は,ベノミル水和剤500倍液)
・消毒液に苗基部を約30分間浸漬する。
・消毒液は,使用日ごとに新たに作成する。
排水対策の徹底
・サブソイラやプラソイラ等による耕盤破砕を行い,ほ場の排水性を向上させる。
・枕畝を作らない,または,枕畝の途中に排水用の溝を切り,ほ場外への排水を促す。
ほ場の土壌消毒
・土壌殺菌剤で土壌消毒を行う。
適正な土壌水分を確保し,処理後は必ずビニール等で被覆する。
残さ処理の徹底
・収穫後は,可能な限り残さをほ場外へ持ち出し,速やかに耕うんする。
他品目との輪作
・病害が多発したほ場では,翌年のさつまいも栽培を中断し,他品目との輪作を行う。
その他の対策や詳細については,下記リーフレットをご確認ください。
お問い合わせ先
指宿市 農政課 園芸振興係
22-2111(内線713)