毛の抜けたタヌキに注意!
更新日 2025年04月23日近年,市街地に毛の抜けたタヌキの目撃情報が増えています。
毛の抜けたタヌキは疥癬症(かいせんしょう)に感染しており、数週間ほどで衰弱し死んでしまう場合が多いですが、周りに餌があると延命し、住宅地等を徘徊します。疥癬症のタヌキは免疫力が落ち、さまざまな病原体に感染しているおそれがあります。
ペット等も疥癬症に感染しているタヌキとの接触によって疥癬症に感染する恐れがありますので、十分注意してください。ペットの餌等が放置されていると、タヌキが寄り付きやすくなりますので、速やかに片付けましょう。
疥癬症とは
・ヒゼンダニという動物の皮膚に住み着く小さなダニによって皮膚病がおこる病気です。
・疥癬症に感染したタヌキは毛が抜け落ち、象のような皮膚になり、衰弱して死亡します。
・感染した動物との接触や、感染した動物と行動圏が重なることで、人や犬・猫などにも感染する場合があります。
・人に感染する可能性は低いですが、感染すると一時的なかゆみや発疹が出て、数日~数週間ほどで症状が治まるとされています。
疥癬症のタヌキを見かけたら
餌をあげないでください。タヌキが延命し、他の動物に感染が広がることになります。また、タヌキに限らず、野生生物に餌付けしたり、安易に接触することは控えてください。
お問い合わせ先
指宿市産業振興部耕地林務課林務管理係
TEL:0993-22-2111(内線5719)