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サツマイモ基腐病の被害軽減に向けた育苗管理と苗消毒について

更新日 2024年04月22日

近年サツマイモ基腐病を起因とする立ち枯れや塊根の腐敗症状が発生しております。

3月以降は育苗時期から植え付け時期となっており、サツマイモ基腐病まん延防止のため下記のとおり対策をお願いします。

(1)健全苗の確保に向けた育苗管理

○苗床が高温にならないよう留意し、必要に応じて透明マルチやトンネル被覆の除去、育苗ハウス入口やハウスのサイドビニールの開放等を行う。

○温暖な日の午前中に床面が乾かない程度にかん水する。

(2)異常株抜き取りと持ち出し

○育苗期間中は、苗床を定期的n巡回し、葉の変色や株基部の茎が黒変している株は、種いもごと抜き取り、育苗床から持ち出す。

○抜き取った株の周辺には銅剤を散布する。

(3)健全株からの採苗と苗消毒の徹底

○採苗は、地際から5cm(2~3節)以上の高い位置で行う。

○使用するハサミは、こまめに水洗いしてから拭き取るか、火炎で滅菌する。

○苗消毒は、必ず採苗当日に行う。

○消毒液は使用日ごとに毎回調整する。

○本ぽへの植付前に苗全体を薬液(ベンレート水和剤等)に30分浸ける。

(4)ほ場での二次伝染防止に向けた排水対策

○排水路や排水口に堆積した土砂等を取り除く。

○額縁明きょを設置する。

○明きょと排水路を確実に接続する。

○排水口側に枕畝を作らない。

(5)早植え・早掘りに取り組む際の注意点

○早掘りに取り組む際は、収穫量を確保するため、早植えに取り組む。

下記資料も参考ください。

次年産に向けて今すべきこと.pdf

お問い合わせ先

指宿市 農政部 農政課 園芸振興係
(いぶすき農業支援センター内)
TEL22-2111(内線713)