指宿市の概要
更新日 2021年12月14日豊かな資源が織りなす食と健幸のまち
指宿市は、薩摩半島の最南端、鹿児島湾口に位置する人口39,011人(令和2年国勢調査確報値)、面積148.81平方キロメートル(令和3年7月1日時点)の花と緑に溢れた食と健幸のまちです。
東は錦江湾を隔てて大隅半島と対峙し、北は県都・鹿児島市、西は畑作地帯が広がる南九州市と隣接しています。南は東シナ海に臨み、明媚な風光を誇っています。中央部には九州一の大きさを誇る池田湖、南西部には標高924メートルの薩摩富士の別名で呼ばれる秀峰開聞岳、南部には南国ムード漂う長崎鼻、東部には潮の干満で陸続きになる、環境省のかおり風景百選に認定された知林ヶ島を有しています。
市の全域を霧島火山脈が縦断しており、世界に類を見ない「天然砂むし温泉」をはじめ、豊富に湧出する温泉に恵まれています。
また、1日に10万トンも湧き出る清水に代表され、豊かな水環境を有するそうめん流しで有名な唐船峡の周辺地域は、国土交通省の水の郷百選に認定されています。
さらに、市内には橋牟礼川遺跡や水迫遺跡に代表される歴史的にも貴重な発見のあった遺跡が多くあり、歴史のまちとしても知られています。年間平均気温は、暖流の影響で約18度と高く、温暖で亜熱帯的な気候のため、市内にはソテツが自生し、幸せを呼ぶ熱帯蝶のツマベニチョウが乱舞する北限の地とも言われています。
合併までの主な経過
平成13年 | |
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5月9日 | 指宿市郡市町合併調査研究会が発足 |
平成14年 | |
4月2日 | 指宿地区任意合併協議会を設置(指宿市、喜入町、山川町、頴娃町、開聞町) |
8月16日 | 喜入町が任意合併協議会を脱会 |
平成15年 | |
1月30日 | 指宿地区4市町合併協議会を設置(指宿市、山川町、頴娃町、開聞町) |
2月10日 | 指宿地区4市町第1回合併協議会を開催(以後、21回まで開催) |
平成16年 | |
2月20日 | 第13回合併協議会を開催(新市名を「指宿市」と決定) |
9月~10月 | 4市町において合併に関する住民説明会を開催 |
4市町合併の是非を問うため、指宿市と頴娃町で住民投票、山川町と開聞町でアンケートを実施 | |
11月29日 | 頴娃町が指宿地区4市町合併協議会を脱会 |
指宿地区3市町合併協議会を開催 (指宿市、山川町、開聞町) | |
12月20日 | 指宿地区3市町第22回合併協議会を開催(以後、30回まで開催) |
平成17年 | |
2月8日 | 合併協定調印式 |
2月21日 | 3市町の各議会が合併関連議案を議決 |
2月25日 | 廃置分合申請書を県知事へ提出 |
7月7日 | 廃置分合を県知事が決定 |
8月16日 | 廃置分合に係わる総務大臣告示 |
12月31日 | 指宿市、山川町、開聞町の廃止および指宿地区3市町合併協議会の廃止 |
平成18年 | |
1月1日 | 新「指宿市」誕生 |
合併前の3市町の歴史
旧指宿市 |
旧山川町 |
旧開聞町 | |
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明治22年 | 町村制施行により今和泉郷、指宿郷から今和泉村、指宿村 | 町村制施行により山川郷から山川村となる | |
昭和5年 | (1月) 町制施行により山川町となる |
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昭和8年 | (5月) 町制施行により指宿村から指宿町となる |
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昭和23年 | (9月) 今和泉村から分村し、利永村(利永、尾下、上野)が誕生 |
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昭和26年 | (10月) 頴娃町から分村し、開聞村が誕生 |
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昭和29年 | (4月) 指宿町および今和泉村の合併により指宿市となる |
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昭和30年 | (4月) 利永村利永および尾下を編入合併 |
(4月) 利永村上野を編入合併し、開聞町となる |
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平成18年 | (1月) 3市町の合併により新「指宿市」誕生 |