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「チャドクガ」に注意してください

更新日 2019年06月13日
チャドクガ
チャドクガ幼虫
写真提供:(公社)農林水産・食品産業技術振興協会
チャドクガ成虫
写真提供:(公社)農林水産・食品産業技術振興協会
チャドクガの幼虫
からだ中に数十万本の毒針毛どくしんもうを持っている。
チャドクガの成虫
羽の先に小さな2つの黒点があります。
生物名 チャドクガ
科名 ドクガ科
学名 Arna pseudoconspersa
大きさ 体長2~3cm程度(幼虫)
色・模様 幼虫の頭部は黄褐色で、胴部は淡黄褐色の地色で黒色の白色長毛を生じる隆起を持つ。
成虫は淡黄色で、頭部に毛が目立つ。
・幼虫には数十万本の毒針毛どくしんもうがあり、ヒスタミン等の毒を持つ。
・幼虫だけではなく、サナギや成虫も毒針毛を持ち、さらに卵の殻にも毒針毛が付着している。
・毒針毛に刺されると、患部が赤く腫れて、しばらくすると激しいかゆみや痛みにおそわれる。
・毒針毛に刺されたときは、セロハンテープ等で針を取り除いた後に水で洗い流すこと。手でこすったり掻いたりしないこと。毒成分は熱に弱いため、皮ふ以外に付着した場合は50°C以上の熱湯をかけること等が有効である。

ツバキなどの樹木(ツバキ科のチャ、ツバキ、サザンカなど)に発生します。

・ふ化~幼虫~サナギ~成虫を1年に2回繰り返します。
○1回目の発生時期:4~6月(幼虫)、7月(成虫)
○2回目の発生時期:8~9月(幼虫)、10月(成虫)。

・幼虫は集団で行動する習性があります。

・駆除方法としては、幼虫の時期(4月中下旬ごろ、または8月上中旬ごろ)に殺虫剤を散布することが有効です。また、不要な枝を剪定することもチャドクガ発生の抑制につながります。

お問い合わせ先

市民生活部 環境政策課 環境政策係
電話0993-22-2111(代表)
内線241、242、243