ゼロカーボンシティいぶすき ~「自分ごと」として地球温暖化対策を ~
更新日 2025年02月17日地球温暖化とカーボンニュートラルについて紹介します。
ぜひ,地球温暖化について「自分ごと」として考え,できることから取り組んでいきましょう!
1 世界中で問題になっている?!地球温暖化の現状
近年,世界的な気候変動の原因である「地球温暖化」はさらに進んでおり,
極端な気温,極端な降水,乾燥傾向,台風の大型化,海面上昇,海の酸性化 など,
様々な分野で地球温暖化の影響が起きています。
また,気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書(2013~2014年)によると,
陸域と海上を合わせた世界平均地上気温は,1880年から2012年の期間に0.85°C上昇しました。
最近30年の各10年間は,1850年以降のどの10年間よりも高温を記録しています。
地球温暖化対策をしないと,温室効果ガスが増え続け,2100年までには最大で5.7度上昇してしまい,
地球温暖化の影響がさらに拡大してしまうことが懸念されています。
一方,平均気温の上昇を1.5度まで抑えられると,影響を小さくすることができるといわれています。
※ 出典:環境省(資料に追加で記載)
2 地球温暖化の原因である「温室効果ガス」って???
地球温暖化の原因として,人の活動等によって発生する二酸化炭素などの「温室効果ガス」の増加があげられ,
地球全体の大気及び地表の温度が上昇し,私たちや自然に影響を及ぼしています。
※ 出典:気象庁
3 カーボンニュートラルってなに???
カーボンニュートラルとは私たちが排出する二酸化炭素などの温室効果ガスが実質ゼロになることで,
温室効果ガス《排出量》と森林などによる《吸収量》が釣り合う状態のことです。
カーボンニュートラルを達成することで、地球温暖化を食い止めることができるとされており,
世界中でカーボンニュートラルを実現することを表明しています。
※ 出典:環境省(資料に追加で記載)
4 気候変動への「緩和」と「適応」
これ以上地球温暖化が進まないように,
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑える「緩和」と,
気候変動の影響による被害を回避軽減する「適応」
の2つの気候変動対策が大切です。
※ 出典:気候変動適応情報プラットフォーム
5 指宿市では???
令和3年4月9日,環境省から「ゼロカーボンシティ」の指定を受けました。
ゼロカーボンシティとは,2050 年に CO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を
首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」のことです。
これまでも,6月の環境月間や12月の地球温暖化防止月間等で
カーボンニュートラルの普及啓発を実施しております。
~12月の地球温暖化防止月間~
6 「自分ごと」として取り組もう!
カーボンニュートラル達成のためには,市民・事業者・市等が一体となった取組が大切です。
取組としては,主に次の点があります。
1 省エネルギー(節電など,エネルギーを効率的に使用する)
2 再生可能エネルギー
(太陽光パネル設置など,二酸化炭素を出す化石燃料ではなく自然由来のエネルギーを使用する)
3 森林吸収(植林等を行い,大気中の二酸化炭素を吸収する)
4 行動変容(私たちが地球温暖化について「自分ごと」として意識し,行動する)
ここで,皆さんが考えてくださった取組を紹介します。
・電気をつけたままにしない(節電)・冷房や暖房の温度を考える
・シャワーの時間を減らす ・エコドライブを心がける
・公共交通機関を利用する ・電気自動車の利用
・ご飯・給食を残さない ・マイボトル・マイバッグを使う
・リサイクル ・太陽光発電を導入する
・環境問題についての授業をする など
~普及啓発のイベントで,今日からできる取組について,家族で「自分ごと」として考えている様子~
7 ゼロカーボンシティいぶすきロゴ
「ゼロカーボンシティいぶすき」を推進するために,
皆さんで使用できるシンボル「ゼロカーボンシティいぶすきロゴ」を作成しました。
詳しくは次の市ホームページをご覧ください。
8 こどもエコクラブ
「こどもエコクラブ」とは,幼児( 3 歳)から高校生までなら誰でも参加できる環境活動のクラブです。
子どもたちの環境保全活動や環境学習を支援することにより,
子どもたちが人と環境の関わりについて幅広い理解を深め,
自然を大切に思う心や,環境問題解決に自ら考え行動する力を育成し,
地域の環境保全活動の環を広げることを目的としています。
詳しくは次のホームページ(公益財団法人日本環境協会)をご覧ください。
9 その他
●鹿児島県
●国
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(資源エネルギー庁HP)
J-クレジット制度及びカーボン・オフセットについて(環境省HP)
※ 上記や上記以外の情報等は各自でお調べください。
お問い合わせ先
企画政策課企画係
電話:0993-22-2111