【全国学校給食週間】指宿市での取り組みについて
更新日 2025年01月31日1月24日~1月30日は全国学校給食週間です
1月24日は「給食記念日」です。学校給食の始まりは、山形県の忠愛小学校で、お弁当を持って来られない子どもたちのためにお昼ごはんを出した、今から約130年前のことです。その後、日本全国へと広がりました。戦争の影響で一時給食が停止されましたが、アメリカのLARA(アジア救済公認団体)から給食用物資の寄贈を受け、昭和22年1月から学校給食が再開されました。その贈呈式が行われた12月24日を「学校給食感謝の日」として定めましたが、冬休みと重なるため1か月後の1月24日が給食記念日となり、1月30日までの1週間を「学校給食週間」としています。
この期間は、学校給食の意義や役割について、児童生徒や教職員、保護者や地域住民の理解を深め、関心を高めるため、全国でさまざまな行事が行われます。
指宿市での取り組み~鹿児島をまるごと味わう週間~
鹿児島県では、学校給食記念日の1月24日を含む1週間を「鹿児島をまるごと味わう学校給食」と定めています。
指宿市学校給食センターでは、県内産の食材や郷土料理を取り入れた献立など、特色のある給食を提供します。
この期間中に指宿・山川両センターで提供される給食と、1月の献立表・給食だよりをご紹介しますので、ぜひご覧ください。
☆指宿学校給食センターでの取り組みの様子 ※写真は随時更新します
20日(月)
1.ごはん
2.豚肉と桜島大根の煮物
3.田作りふりかけ
4.ぽんかん
1月24日から30日まで全国学校給食週間です。給食週間にちなんで,1月の給食は,県内産・指宿産の食材を多く取り入れています。今日は鹿児島県の特産品でギネスブックに世界一大きな大根として認定されている桜島大根を使った煮物です。ぽんかんも鹿児島県内産です。
21日(火)
1.ごはん
2.みそ汁
3.焼きさば
4.スナップエンドウ入り添え野菜
指宿『旬』野菜の日 ★「スナップエンドウ」小学6年生考案メニュー★
小学6年生は家庭科でバランスのよい献立を考える学習をします。栄養教諭と一緒に学習した学校の6年生児童が考えてくれた献立を取り入れました。指宿『旬』野菜のスナップエンドウも使いました。
23日(水)
1.バターパン
2.スパゲッティナポリタン
3.イタリアンドレッシングサラダ
給食のパンは,使う小麦粉の種類や分量までしっかり決められています。お店のパンよりも,甘さが控えめなのは,おかずと一緒に食べるとちょうどよくなるように作られているからです。今日は「バターパン」です。バターの香りが口の中に広がりますね。
23日(木)
1.ごはん
2.まるごとかごしまみそ汁
3.鶏肉とポテトの梅かつお
★まるごと鹿児島の日★
今日の給食は,すべての食材が鹿児島県内産のもので作られた,まるごと鹿児島の献立です。県内産のどんな食材が使われているのか,よく見ながらいただいてみましょう。今月は多くの県内産・指宿産食材が登場していますね。
24日(金)
1.黒糖パン
2.じゃがいものカレーそぼろ煮
3.春雨マヨサラダ
黒砂糖は,天然の栄養分がそのまま入っています。特にミネラル・ビタミンが豊富で,イライラするのを防いだり,疲れをとったりするのに効果があります。今日は黒糖パンです。みなさんに人気のパンですね。黒砂糖は種子島の黒砂糖を使っているそうです。
☆山川学校給食センターでの取り組みの様子 ※写真は随時更新します
27日(月)
1.茶飯
2.桜島大根と豚骨のみそ煮
3.白菜のおかか和え
★鹿児島まるごとの日★
今日からの1週間は、「鹿児島をまるごと味わう学校給食週間学校」です。鹿児島県の郷土料理や山川産・指宿産の食材を使ったメニューがたくさん登場します。今日はお茶を炊き込んだ茶飯と桜島大根と豚肉を使ってみそ煮を作りました。桜島大根は、味の染み込みが早く、甘みがあること、柔らかいのに煮崩れしにくいことが特徴であり、おでんやぶり大根、漬け物などによく使われます。小食は、山川産のかつお節を使った白菜の和え物です。味わって食べてくださいね。
28日(火)
1.バーガーパン
2.鹿児島たっぷりコンソメスープ
3.鹿児島県産のチキンカツ
4.添えキャベツ
5.マイティソース
★鹿児島まるごとの日★
鹿児島を丸ごと味わう学校給食週間2日目は、鹿児島県産の鶏肉を使用したチキンカツです。キャベツとチキンカツを挟んで、ソースをかけて食べましょう。また、温食は桜島鶏を使った肉団子や地元野菜をたっぷり使ったコンソメスープです。鹿児島県では様々な穀物や野菜が栽培され牛や豚、鶏なども飼育されています。食材に感謝し、地元で作られた食材をたくさん食べ、その食材について学んでほしいと思います。
29日(水)
1.さつますもじ
2.菜の花のすまし汁
3.わかめともやしの酢の物
鹿児島を丸ごと味わう学校給食週間3日目の今日は鹿児島に伝わる郷土料理のさつますもじを作りました。鹿児島で「すもじ」とはちらしずしのことを表します。手に入りやすい旬の食材やさつま揚げ、かまぼこなどを用いて、鹿児島では季節のお祝いに欠かせない混ぜ寿司として親しまれてきました。温食は指宿の特産の菜の花を使用してすまし汁を作りました。皆さんは鹿児島に伝わる郷土料理をいくつ知っていますか?時間があるときに調べてみるのもいいかもしれませんね。
30日(木)
1.米粉パン
2.地元野菜入りシチュー
3.スナップえんどうのゴマドレサラダ
★指宿『旬』野菜の日【スナップエンドウ】★
鹿児島を丸ごと味わう学校給食週間4日目の今日は地元の食材を使ったシチューと指宿の特産品のスナップえんどうを使ったサラダを作りました。スナップえんどうは、塩ゆでにしても美味しく食べられますが、油でサッと炒めてもとてもおいしい食材です。卵とも相性抜群です。今日のスナップえんどうは、指宿市農政課より一部補助をしていただきました。指宿自慢の食材を感謝の気持ちでいただきましょう。
31日(金)
1.まめこぞうごはん
2.ふるさと豚汁
3.天然ぶりのかば焼き風
4.さつまポテト
鹿児島を丸ごと味わう学校給食週間5日目は、実えんどうの新種「まめこぞう」を使った「まめこぞうごはん」です。「ふるさと豚汁」は、鹿児島県の郷土料理です。豚肉から出る脂が汁の表面を覆い、冷めにくいのが特徴です。今日は、指宿市産の菜の花や鹿児島県の肉や野菜を使っています。そして、小食は、給食で初めて使用する「いすずみ」という魚を無償提供していただいて「いすずみのかば焼き風」を作る予定でしたが,漁獲量が足りずに天然のぶりに変更になりました。味付けは変わらず調理します。鹿児島県には、たくさんの特産品や郷土料理があります。これらを受け継いでいってほしいと願って、今後の給食にも郷土料理や地元の食材を使ったメニューを積極的に取り入れたいと思います。
お問い合わせ先
指宿市教育委員会 学校給食センター
指宿学校給食センター 〒891-0404 鹿児島県指宿市東方8790 (TEL)27-1530 (FAX)27-1531
山川学校給食センター 〒891-0516 鹿児島県指宿市山川成川2395 (TEL・FAX)34-2540