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ホーム > エリアを散策 > 知林ヶ島~砂の道がつなぐ絆~

知林ヶ島〜砂の道がつなぐ絆〜

知林ヶ島は,環境省の「かおり風100選」にも選ばれた島。干潮時には砂州を歩いて島まで渡ることができる。砂の道が消えても再び現れる現象から, “絆の島”とも言われている。そして島の対岸にそびえる魚見岳は,10万年以上前の火山の名残。現在でも天狗伝説が伝わっている。かつては船主たちが航海 の安全を祈り,天狗を勝利の女神とあがめたという。自然と人,昔と今をつなぐロマンを感じられるエリアだ。


スポット一覧

知林ヶ島は,干潮時に“砂の架け橋”で対岸とつながる“絆の島”として知られている。島は,東シナ海から鹿児島湾に入って来る温暖な黒潮の流れと,鹿児島湾から東シナ海へ向かうやや冷たい流れのちょうど境目にある。海流がぶつかり合う […]

田良浜から知林ヶ島へと続く砂の道では,2つ合わせるとハートの形になるモクハチアオイという貝殻を拾うことができる。実はこの貝,錦江湾岸には現在生息していないといわれている。今,浜に打ち上げられている貝殻は,数千年前の化石だ […]

第二次世界大戦中,指宿には二つの震洋隊が置かれた。一つは山川長崎鼻の第53震洋隊,もう一つは指宿田良の第106震洋隊である。震洋は全長5〜6mのベニヤ板製モーターボート。爆薬を積んで敵に突っ込む特攻兵器だ。魚見漁港近くの […]

その昔,漁師たちが頂上から魚の影を確かめたといわれる魚見岳。南側から望む姿がハワイのダイヤモンド・ヘッドに似ていることでも知られている。標高は約200m。10万年以上前にできた火山の名残だ。南東側は断崖絶壁で,溶岩とそれ […]

天狗岩の背後の山中には,高さ2mほどの天狗の祠がある。素材は山川石。祠の中の角柱には「大天狗」の文字。豪商濱﨑太平次が,あるいは黒岩藤兵衛が建立したともいわれるが定説はない。祠の中には,寛永通宝の古銭が相当量入っていたと […]

魚見岳の8合目にある,注連縄が巻かれた,通称「天狗岩」。魚見岳には天狗が住むという伝説があり,この天狗は赤い色のものが大嫌いなため,山には赤色の花が咲かないという。また,赤い色の着物を着て山に登ろうものなら,天狗に蹴落と […]

尾掛地区には明治時代まで,大隅から流れ着いた蛇を祀る「無足明神」があった。ここで, 蛇を模して足を隠した舞手が谷から現れ,神木にまといつく「無足舞」が行われたという。現在は,『三国名勝図絵』に描かれた手水鉢と思われる石造 […]