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開聞しだら節

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川尻に伝えられる郷土芸能。開聞山麓の岩屋で鹿から生まれた瑞照姫(ずいしょうひめ)は,13歳の時,大宮姫と名を改め,天智天皇の后となった。大宮姫の美貌と出世をねたんだ女官たちは,ある雪の日,雪合戦に姫を連れ出した。雪合戦の最中,姫の足袋がぬげると,そこに現れたのは鹿の足先。口々にののしられた姫は,都を後に故郷の開聞に帰った。しだら節は,はずかしめをうけたために沈みがちとなった姫をなぐさめるために始まった舞と伝えられている。

 

 

→Youtubeで動画「開聞しだら節」を見る


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