敷領遺跡
- 歴史
- 古代
- 指宿駅周辺
敷領遺跡は,十町小字敷領一帯に広がる。「糄」(やきごめ),「智」と墨で書かれた土器や硯(すずり),整然と並ぶ建物群などが発見されている,奈良〜平安時代の役所の候補地だ。中でも注目されるのは,将棋の駒のような形をした「甲臺」(こうだい)と呼ばれる鉄の箱。これは,政治上重要な意識決定に用いられた,占いの道具である可能性が高いと。また,874年3月25日の開聞岳噴火で埋もれた家や水田や畑が発見されており,火山災害遺跡としても貴重な遺跡だ。
- 住所
- 指宿市十町小字敷領ほか

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