自分が楽しいと思う人生に。思い立ったらすぐ行動。
2018年6月、指宿フラフェスティバルに参加する妻に付き添い指宿市を訪れました。当時、指宿中央通商店街の一角にあった地域おこし協力隊の事務所にたまたま立ち寄り、そこで、協力隊から英会話教室の講師に誘われたんです。観光目的だったので驚きましたが、英語関係の仕事に就いていた経験や、自分の性格上、やってみたいと思ったことはすぐにやる性格もあり、妻に相談する間もなく、すぐに引き受けることにしました。前々から暖かいところに住みたいと思っていたため、指宿は移住先として自分に適していました。
その後、住まいや周辺地域の下見をするために、市のお試し滞在サポート事業を利用したり、地域おこし協力隊のサポートをもらったりしながら、移住の準備を始めました。そして、同年12月には、温泉付きの住宅を見つけることができ、単身で移住することとなりました。移住までにかかった期間は、たった6か月でした。
趣味の英語やテニス、三線、家庭菜園などを存分に楽しめる環境がありとても充実しています。常に動いている気質なので、引っ越した翌日には、地区の忘年会に参加しました。そこで、畑を貸してもらえることになり、さっそく草刈りから始め、レタス、ブロッコリー、白菜、大根、チンゲン菜などを栽培し、地域の方にお裾分けしながら、楽しく作っています。一つ大変なのは、6月から9月までの暑さですね。福岡も暑いですが、梅雨時期の湿度や夏の日差しの強さは耐えられなときもしばしばあります。
何といっても温泉ですね。冬寒くても温泉があるので苦になりません。また、病院やスーパー、コンビニ、ドラッグストアなどコンパクトに集約されていて、とても便利ですし、市内に観光スポットもたくさんあり、飽きません。移住前は、病院や市役所に行くのに時間がかかり、それだけで疲れていました。それから、魚屋が思ったより多く、海産物が美味しくてびっくりしました。
地域の人たちは、裏表がなく付き合いやすいです。飲みニケーションの先進地かと思うくらい、飲みながら会議や話し合いをします。移住して数か月後には、地区の役員も引き受けることになりました。公民館活動では、老人会やクリスマス、餅つきなどで子供たちと一緒に歌を歌ったり、 YouTubeにアップした動画を見ながら老人たちと歌う歌ごえカフェを開いたりして、楽しませてもらっています。そのほか、市の生涯学習講座で英会話講師をしたり、近隣の小学校でAEA(英会話活動協力員)として働いたりしています。忙しくも充実した生活を送っています。
テニスチームに入り、週1回はテニスを楽しんでいます。あとは、空いた時間で畑をしていますね。
自分が楽しむことが一番です。指宿に行けば楽しいことがあるかもな...という受け身の姿勢で動くのではなく、自分から楽しいことを探し出し、いかに指宿での生活を楽しむかが大切だと思っています。