慶固遺跡
- 歴史
- 古代
2006年,開聞岳からわずか5㎞の場所で,874年3月25日の噴火でパックされた畑の跡が見つかった。火山礫は少なくとも4mは積もっていたようだ。畑を営んだ人々の集落は,埋没し壊滅的な被害を受けたに違いない。逃げることができたのだろうか。通常の遺跡と比べ,極めて短期間で埋没する火山災害遺跡には,当時の様子を知る情報がたくさん残されている。指宿市内には,過去の「ある日」が保存された遺跡が,まだ眠っているはずだ。
- 住所
- 山川岡児ヶ水慶固

より大きな地図で テーマで探す:歴史 を表示