成川板碑
- 歴史
- 中世
- 山川港
板碑とは,仏像や仏教に関する文字を刻んだ石塔のこと。鎌倉時代に関東で誕生し,武士の移住に伴って全国に広まった祈りの形だ。成川板碑のある高台は,昔成川を治めていた鎌田氏の居城跡と伝えられ,今でも空堀が残る。板碑には,“西国三十三か所観音霊場”を巡礼したことが刻まれている。群雄割拠の戦国の時代に,遠く近畿まで参拝した信仰の深さが偲ばれる。
- 指定
- 市指定有形文化財
- 住所
- 山川成川井手方
より大きな地図で エリアを散策:山川港〜国際貿易港に吹く風〜 を表示
板碑とは,仏像や仏教に関する文字を刻んだ石塔のこと。鎌倉時代に関東で誕生し,武士の移住に伴って全国に広まった祈りの形だ。成川板碑のある高台は,昔成川を治めていた鎌田氏の居城跡と伝えられ,今でも空堀が残る。板碑には,“西国三十三か所観音霊場”を巡礼したことが刻まれている。群雄割拠の戦国の時代に,遠く近畿まで参拝した信仰の深さが偲ばれる。