近世・近代
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豊玉媛神社(中宮大明神)の棟札は,神社の社殿,鳥居,仁王像,宝殿の造営や再興に伴う由緒や,建築者・大工の名などを記したものだ。最も古いものは天文13年(1544),新しいものは幕末に向かう文政5年(1822年)に描かれた […]
豊玉媛神社を守っていた仁王像。神社に伝わる棟札には,「元禄8年(1695年)に建立され,長勝院の快傅によって開眼が執り行われた」と記されている。その後は,宝暦7年(1757年)に光台寺へ寄贈されたが,明治になって廃仏毀釈 […]
今和泉島津家屋敷跡である今和泉小学校周辺には,江戸時代の風情を残す町割が残っている。第3代忠厚と第4代忠喬が隠居していた屋敷は,豊玉媛神社とJR枕崎線の中間付近にあって,当時の屋敷跡の門構えを見ることができる。 ちなみに […]
宮ヶ浜の海岸にある,三日月形の防波堤(捍海隄:かんかいてい)。指宿小学校に残る石碑,指宿捍海隄記には,この防波堤建設のいきさつが記されている。「宮ヶ浜の海は遠浅で,船を安全に停泊させるところがなく,台風で船が転覆する恐れ […]
湊川橋は,江戸時代に造られた石橋。石を丁寧に加工し,それをアーチ状に組み合わせている。第27代薩摩藩主島津斉興の家老であった,調所笑左衛門広郷が,肥後の石工,岩永三五郎を招いて完成させたものという。アーチには天保15年( […]
宮ヶ浜の国道226号沿いには,明治から大正にかけて建てられた風格漂う商家群がある。漆喰塗りの壁や段状になった屋根の造りが特徴的で,当時の姿をよく留めている。これらの建物のうち,「丸十金物百貨店店舗」,「丸十金物百貨店蔵」 […]