近世・近代
スポット一覧
宮ヶ浜の海岸にある,三日月形の防波堤(捍海隄:かんかいてい)。指宿小学校に残る石碑,指宿捍海隄記には,この防波堤建設のいきさつが記されている。「宮ヶ浜の海は遠浅で,船を安全に停泊させるところがなく,台風で船が転覆する恐れ […]
湊川橋は,江戸時代に造られた石橋。石を丁寧に加工し,それをアーチ状に組み合わせている。第27代薩摩藩主島津斉興の家老であった,調所笑左衛門広郷が,肥後の石工,岩永三五郎を招いて完成させたものという。アーチには天保15年( […]
宮ヶ浜の国道226号沿いには,明治から大正にかけて建てられた風格漂う商家群がある。漆喰塗りの壁や段状になった屋根の造りが特徴的で,当時の姿をよく留めている。これらの建物のうち,「丸十金物百貨店店舗」,「丸十金物百貨店蔵」 […]
今和泉島津家は,延享元年(1744年),島津家の跡継ぎが途絶えぬよう設けられた「一門家」のひとつ。今和泉島津家墓地には,初代の忠郷から忠温,忠厚,忠喬,忠剛(篤姫の父),忠冬(篤姫の兄)までの6代の殿様とその奥方が祀られ […]
今和泉島津家屋敷は,宝暦4年(1854年),初代の忠郷が建てたもの。推定される面積は,なんと約4300坪。現在建物は残っていないが,今和泉小学校の海岸側には当時の石垣の一部や松林(隼人松原)が,校庭には井戸が残っていて, […]
豊玉媛神社(中宮大明神)の棟札は,神社の社殿,鳥居,仁王像,宝殿の造営や再興に伴う由緒や,建築者・大工の名などを記したものだ。最も古いものは天文13年(1544),新しいものは幕末に向かう文政5年(1822年)に描かれた […]