後期高齢者医療制度とは何ですか。
更新日 2024年02月09日質問
後期高齢者医療制度とは何ですか。
回答
世界有数の長寿国、日本の医療費は、今後ますます増大します。これまでの制度が限界となる中で、将来にわたり国民皆保険を守り、家族や社会のために長年尽くされた高齢者の人々が安心して医療を受け続けられるようにするため、長い論議を経て、若い世代も含めてみんなが納得して支えあう後期高齢者医療制度が導入されました。
◆対象者
指宿市に住所がある人(生活保護を受けている人は除く)のうち、
○75歳以上の人全て
○65歳以上75歳未満で、障害年金の1級、2級と同程度の障害があり、広域連合による認定を受けた人
◆窓口での負担割合
後期高齢者医療制度による窓口での負担割合は、1割または2割です。ただし、現役並みの所得がある人は、3割負担となります。
◆運営主体
制度の運営は、「鹿児島県後期高齢者医療広域連合」が行います。ただし、被保険者証の交付や保険料の徴収、各種申請の窓口は、従来どおり市町村となります。
◆保険料
それまで加入していた保険の保険料(保険税)は払わなくてよくなりますが、代わりに後期高齢者医療保険料を支払う必要があります。
保険料は、原則特別徴収(年金天引き)ですが、口座振替にすることも可能です。
◆他の保険との違い
後期高齢者医療制度は、主に75歳以上の人を対象としていますので、保険料だけでは成り立ちません。
後期高齢者医療に係る医療費は、50%を公費で、40%を若年者の支援金で、残り10%を被保険者からの保険料で負担することになっており、若い世代も含めたみんなで支えあう制度となっています。
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お問い合わせ先
健康福祉部 国保介護課 健康保険係
電話0993-22-2111(内線285)